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原作キャラとの対比


その1.南雲

基本的にあんまり変わってませんな。ただ、原作だと明美とHすることしか考えてないような感じの上、いろいろな女に簡単にひっかかるので如何ともしがたい感じですが、アニメ版はちゃんと『明美を守る』という男らしさみたいなものが前提にあるので、まだ好感を持ちやすい性格設定になっています。
原作にはアニメ版のような自己嫌悪や自分の力への恐怖はなく、破壊の鬼の力に目覚めてから性格ががらっと変わり、刑事を殺したり明美を延々と犯し続けたりというようなことも平気でする極悪人になってしまいました……。

その2.天邪鬼

ひげがない……(いや、多分傷だと思うんですが。)
アニメ版はアウトロー的な存在として結構かっこいい天邪鬼ですが、原作では「他人のことは考えない」「助けた女に見返りとして体を要求」「赤ん坊でも無意味に殺す」など、かなりの悪辣さです。ちなみに英語以外の成績はトップクラスという意外な点も。
ただ、ラストでのあの名台詞がなく、南雲覚醒後は恵と一緒にさっさと獣人界に帰ってしまいます。しかも「お好み焼きやけ食いしたる」とか言いながら。情けない……。

その3.明美

別人ですな。新体操部という設定もアニメ版のみです。原作だと半頭鬼(栂見)に襲われてから体が疼いてまた自分から半頭鬼を尋ねたり、南雲にも積極的にHなことをしたりと、清純そうでかなり淫乱。どうでもいいけど明美ってヒロインの癖に影薄いと思うのは気のせいでしょうか?
ちなみに3枚目は1996年に発刊された小説版の挿絵。アニメ版に近い髪型になってます。

その4.恵

これも別人。天邪鬼の妹だけに原作では関西弁でしゃべります。とにかく淫乱でことあるごとに男を誘い、海ではナンパ男相手の4Pなんかもしてました。ちなみに獣人化するとアニメのように綺麗な変身ではなく、筋骨隆々の化け物になります。で、イク時は獣人化して相手を押しつぶしてしまうという……。明美に激しいライバル心を燃やし、海の魔王を呼んで明美を殺そうとしたり、レイプされる寸前の明美を見捨てたりと、原作版の天邪鬼に負けず劣らずのいい性格です。

その5.水角獣

原作は人間形ですらありませんな。天邪鬼に執着しているのは変わりませんが。ちなみにアニメで使役していた海の魔王は、原作では恵が使役しています。

その6.仁木

原作では的屋の息子で、見栄っ張りのいやな奴です。幼馴染(巨漢だがちょっと頭が足りない)をいいように使って、背が低いことをからかわれた女子生徒に無理矢理フェラチオさせたり、グループを作って他の生徒に嫌がらせをしたりしてました。アニメでは劣等感を刺激されての変貌でしたが、原作では虚栄心を刺激されての変貌となっています。
ちなみに本名は太郎ですが、平凡すぎるのを嫌って自分で勝手に勇一と自称してます。アニメ版ははじめから勇一なんですけどね。

その7.尾崎

尾崎はほとんど変わらないですね。原作では中学生の分際でキャバクラの常連でしたが、アニメでは自宅(?)での乱交になってるくらいです。ちなみに原作で尾崎に止めをさしたのは天邪鬼でした。

その8.ミミ

ミミはアニメ版初期三部作では出番なしでしたが、原作では天邪鬼を追いかけて転入してくるなど若干見せ場がありました。いつの間にかいなくなってましたが。

 

おまけ

栂見先生。まんまですな。

看護婦さん。なんとなく。