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「超神呪殺篇」


[ストーリー]

超神を倒すために、魔界からの刺客が目をつけたのは、クラスメイトの仁木だった。明美に思いを寄せつつも気付いてもらえず、学園内でも家庭内でも虐げられていた仁木の心につけこみ、魔人たちは仁木に異形の力を与える。
その背後で全てを操っていたのは、かつて天邪鬼と戦ったこともある水角獣だった。ビル街で激しい戦いを繰り広げる天邪鬼と水角獣。戦いの末、水角獣は「超神はお前の思っているようなものではない」という謎の言葉を残し散っていった。
仁木は明美を拉致し、南雲を罠にかけて殺そうとする。その計略が成功したと思われたとき、超神の力が再び覚醒。仁木もまた魔人となって南雲に戦いを挑むが、圧倒的な力の差により敗北する。元の姿に戻った南雲は自らのしたことに恐れおののき、その場から逃げ去った。
超神の存在に疑問を抱いた天邪鬼は、獣人界の長老に未来の世界へと送られる。そこで天邪鬼が見たものは、超神によって破壊された大阪の町並みだった。超神の攻撃が唯一大阪城にのみ弾かれるのを見て、天邪鬼はそこに全ての鍵があると確信。しかし、大阪城を前に長老の力が尽き、天邪鬼は現代へと戻されてしまう……。


[ひとことツッコミ]

・明美に声をかけたとき、そのカバンから仁木がもぎ取ったピンクのモグラのマスコット。仁木をおもちゃにする女たちに踏み潰された後、仁木の死に際にはボロボロながらも修復されていました。きっと仁木が一生懸命直したんだろうな、と思うとかなり切なかったり。ちなみにこのマスコット、なぜか「放浪篇」第三話でもお目見え。

・劇場版ではカットされた体育倉庫でのレズ乱交シーン。よく見るとかなりかわいい子がそろってます。とは言え、仁木に対する扱いをみるとかなり性格は悪いのでしょうが。しかし、この後に出てくる番長グループといい、この学校いろいろと間違いすぎ。

・同じく劇場版でカットされた屋上での恵とザコ妖鬼とのシーンも、なんかすごく描写が細かくてエロさ抜群。

・仁木と番長グループとのケンカのシーンのギャラリーの中に眼鏡タラコ発見。学生だったのかお前。

・水角獣vs天邪鬼、南雲vs仁木と、第二巻はバトルシーンも見所たっぷり。特に水角獣のかっこよさにはシビれます。ちなみにこの4人、今から考えるとメチャクチャ豪華な声優陣です。天邪鬼以外は公表はされていないものの、天邪鬼=西村智博、水角獣=若本規夫、南雲=鈴置洋考、仁木=山寺宏一という豪華メンバー。

◆超神伝説うろつき童子 超神誕生篇 ◆超神伝説うろつき童子 完結地獄篇