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うろつき童子のヒットを得て、そのサイドストーリーとして制作されたのが魔胎伝です。新キャラであるミュンヒハウゼン2世の声をデーモン小暮閣下があてていた事でも話題になりました。

「超神あるとき、あるいは狂王あらん」
「超神」と相対する存在である「狂王」の復活をめぐる天邪鬼とミュンヒハウゼンの戦い、そして恵の切ないラブストーリーです。時間的には三部作の二作目あたり(「南雲退院〜仁木による明美拉致」の間)に入ることになります。(入れる隙があるかどうかは置いといて……)

初期三部作の時点では間違いなく設定すらなかった「狂王」ですが、この後に続く未来篇〜放浪篇は超神よりもその狂王がメインとなるストーリーです。
「魔胎伝」は「現代社会を舞台にしている」という点では初期三部作に近いテイストであり、製作スタッフも初期三部作からの引継ぎが多いため、「魔胎伝」までが「うろつき童子」として認められる作品だと言う人もいます。未来篇以降は近未来SFファンタジーになってしまったためかも知れませんが……。ちなみに、絵柄的にはシリーズ中もっともコミカライズされていると思います。
ただ、狂王の謎やミュンヒハウゼンの野望は未来篇以降に持ち越されますので、作品の役割としては未来篇の序章と言えます。

「狂王復活への祈り」


[ストーリー]

第二次世界大戦中、ナチスドイツの下で狂王復活の儀式を行い、失敗した科学者ミュンヒハウゼン。その息子が現代日本にて、再び狂王復活の儀式を行おうとしていた。彼が目をつけたのは南雲の従兄弟、桐生武明。彼とその家族の乗った飛行機を使役している虎鵬鬼に落とさせ、医者に成りすまして武明に南雲の血液を輸血する。
シューティングの試合で武明に負けた恵は、武明に惹かれていく。しかし、武明は南雲の血のせいで知らず知らずのうちに殺戮・陵辱を繰り返し、精神的に不安定になっていく。その背後にあるミュンヒハウゼン2世の影に気づいた恵は武明を守ろうとするが、虎鵬鬼の手に落ち、ミュンヒハウゼン2世によってその力を吸い取られてしまう……。


[ひとことツッコミ]

・下手な声優よりもはるかに雰囲気が出てるデーモン小暮閣下のミュンヒハウゼン。そういや昔、聖飢魔Uが主人公のOVAもあったなあ。ファミコンゲームは意外に有名でも、OVAは知ってる人少なそうだ。

・中華まんに釣られてシューティングで武明と試合する恵がナイス。動きもさることながら、恵の魅力があふれるシーンです。

・南雲の血を輸血されて凶暴化する武明ですが、南雲の血を舐めただけであんなになってしまった尾崎を考えると、やっぱり親戚だけに耐性があるのかなあ、などと思ってもみたり。仁木と違って魂売ったわけでもないですしね。ミュンヒハウゼンが何か仕込んだ可能性もあるわけですけど。

・凶暴化した武明に襲われたドライブ中のカップル。ドライブしながらフェラされてる男が毎度お馴染み眼鏡タラコ。今回はちゃんとしたセリフもあるけど、武明に頭半分吹き飛ばされた上にその勢いでアソコ噛み切られてました……。

・武明を連れて覗き部屋に行く南雲。経営者も店に入れちゃいかんだろ。さて、その中で踊ってる踊り子さん。武明の入ったブースのマジックミラーに、ブラ外す前なのに一瞬ブラなしで写ってました。コレは単に作画ミスだろうなあ。ちなみにこの覗き部屋のシーン、原作でミミが覗き部屋でバイトしたエピソードがモチーフと思われます。

◆超神伝説うろつき童子 完結地獄篇 ◆真・超神伝説うろつき童子 魔胎伝(下)