「新宿摩天楼大戦」
[ストーリー]
新宿にて恵と武明を使い、狂王復活の儀式を執り行おうとするミュンヒハウゼン、その野望を知った天邪鬼、そして混乱する武明を助けようとする南雲。
それぞれの思惑が、深夜の新宿摩天楼にてぶつかり合う。その結末は……
[ひとことツッコミ]
・天邪鬼の恋人、獣王の娘ミミの唯一の濡れ場があります。ケモノ好き必見、か?(笑)
・ミミに見せられた未来の風景に謎の人物が。これはもしかして未来編の武獣とヒミの原型なのでは。
・獣人の恵に惚れたせいで魔界の女王の逆鱗に触れ、地獄に追放されてた虎鵬鬼。でもそんなコト言ってたら人間界に出てきてる魔人なんてみんな重犯罪者だよなぁ……。もしかして魔界の女王って恵に対抗意識燃やしてるのかも、と脳内補完。それはともかく、上巻ラストから下巻頭にかけて延々と恵とヤってましたが、最後に男(?)を見せました。死に際の「最後にもう一発やりたかった」というバカなセリフがカッコよく聞こえるのは、きっと声優が水角獣に続き若本さんだったからだろうな、と。
・狂王復活の儀式。冒頭の戦時中ナチスドイツと終盤の新宿での2回執り行われるわけですが、両方とも同じセルの使い回し……。捕まってる女の子みんな同じですな。うーん、名も無い端役たちとは言え、ちょっと手抜きでした……。
・武明は結局狂王ではなかったわけで、んじゃ狂王って何? という話になってくるわけです。最後に出てくる土偶のような像は黒子族の守り神とのことで、4000年前から伝わっている超神伝説よりも古いものとのこと。また、そこにいる半機械化された姿のミュンヒハウゼンは、未来篇に登場する姿なので、恵に貫かれた武明の死体は時空を超えたということになるんでしょう。結局、狂王の謎は未来篇へと持ち越されることになります。
|