第二話「シーザーズ・パレスの謎」

[ストーリー]

シーザーの手によって蘇生させられたアレクトー。アレクトーはかつて超神に殺されたシーザーの娘だった。シーザーは超神に復讐するために、ミュンヒハウゼンと手を組み、狂王の力を求めていたのだった。
一方、武獣も不思議な力により生き返っていた。天邪鬼の言葉から超神と狂王の因縁を知り、アレクトーと赤ん坊……狂王を助けるために再びシーザーズパレスへと向かう武獣。しかし、シーザーの力の前に返り討ちにあってしまう。
狂王を得たミュンヒハウゼンもまた、超神に牙を向く。そしてその頃、シーザーズパレスで奴隷として扱われていたマケモノたちの反乱が始まろうとしていた……。

[ひとことツッコミ]

・武獣を見て「懐かしい気がする」と言う天邪鬼。魔胎伝に出た武明の生まれ変わりなのでは？　と普通なら考えるところですが、結局判らずじまい。恵との絡みが一切無かったのがなあ。は！　もしかして尾崎か！　尾崎の生まれ変わりなのか!?

・武獣が入手した剣は、黒子族の神像に刺さっていたもの。魔人をたやすく切り裂く所を見ると、やはり超神や狂王の力に連なるもののようです。が、それ以上の情報はなし。推測するにしてもやっぱりもう少し情報が欲しいなあ。

・かっては新興宗教の教祖だったシーザー。どうしてそんなに醜くなってしまったのか不思議。体のほとんどが機械なんだから、いくらでも美形に作れたろうに。でも第一話にチラッと見えた裸には、機械めいたところはなかったんですが……。どうでもいいけど、シーザーもアレクトーも日本人じゃないよなあ。どこの国の人なんだろ。本名が田中シーザーとか鈴木アレクトーだったらいやだなあ。