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さて、未来篇は初期三部作の100年(?)後、世界が南雲によって崩壊した後の話となります。文明が崩壊・退化したマッドマックスのような世界観なので、同じシリーズとして見ると少し戸惑うかもしれません……。

魔胎伝と未来篇、この次の放浪篇は、合わせて狂王篇ともされています。未来篇では「魔胎伝」で触れられた狂王が初お目見えしますが、それよりも新キャラである武獣とアレクトーの物語が中核となっています。

正直、作画レベルにムラがある部分が目立ちますが、バトルシーンは相変わらずの熱さです。特に第三話での天邪鬼とミュンヒハウゼンが核ミサイル(!)上で激突するシーンは見所。

第一話「真・超神の誕生」


[ストーリー]

破壊神・南雲が覚醒して100年後、三界の敷居がなくなり世界は混乱していた。
そんな中で誕生した新しい種族マケモノ。そのマケモノの中に、「東の狂王」として人々から恐れられる武獣がいた。
一方、東京はシーザーと呼ばれる男が支配していた。シーザーは独自の軍隊を持ち、捕らえたマケモノを奴隷として勢力を拡げていた。その傍らに、あのミュンヒハウゼンがいた。ミュンヒハウゼンは超神を倒す力のある狂王を求め、シーザーにそれを探すよう提言していたのだ。
「東の狂王」の噂を聞いたミュンヒハウゼンは、罠をはって武獣を捕らえる。そして武獣は真の狂王ではないが、狂王を見出す力のあることを知り、シーザーズパレスに監禁する。
武獣を助けたのはシーザーの娘、アレクトーだった。アレクトーを連れ、シーザーズパレスから逃げ出した武獣は、たまたま立ち寄った寺でアレクトーを陵辱する。
しかし、事が終わった後、その寺の本尊から赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。最初はその子を殺そうとする武獣だったが、その笑顔を見て殺せずに終わる。
その時、寺がシーザーの軍隊に囲まれた。身をもって武獣を守るアレクトー。その体からのぞく機械を見て驚く武獣。しかし、シーザー軍の攻撃は武獣をも貫いた。
武獣、そしてアレクトーの死に、泣き叫ぶ赤ん坊。すると、それに呼応するかのように破壊神・南雲が姿を現した……。


[ひとことツッコミ]

・魔胎伝の最後のテロップでは「真・超神伝説うろつき童子 第二部 未来篇」だったのですが、なんでタイトル変わったんだろう。わかりづらかったから?

・ここでは一応100年後と書いてありますが、放浪篇・邪淫姦全版のあらすじでは「狂王の誕生を察知した超神が約束の100年を待たずして30年後に誕生……」とか言ってたりします。未来篇のディレクターズエディションのテロップでも、202X年に超神が誕生したことになってます。しかし、完結篇では天邪鬼が100年と連呼しているので、両方正しいとなると、こんな感じ?

1.南雲による三界崩壊
2.30年後、狂王・超神誕生
3.その70年後に武獣が狂王を発見

でもこれだとヒミは70年間赤ん坊だったことになりますが……あ、そうか。超神はあくまでも狂王の誕生を予見しただけで、70年間生まれるのを待ってたのか……って、それもなんか間抜けだなあ。

・最初の破壊神・南雲のシーンはともかく、その後は突然がらっと世界観が変わってしまって戸惑うこと必至。

・武獣を捕まえるためにミュンヒハウゼンが使ったのがカマキリ女。とりあえずやることやってから、突然変貌するその姿は不定形の怪物の多いうろつき童子には珍しくモチーフがかっちりしています。でもミュンヒハウゼンとのつながりは気になるところ。虎鵬鬼みたいに呼び出されたんかな?

・ヒミを最初に見つけた寺でヒミを守っていたのは黒子族だったわけですが、魔胎伝にもあった黒子族の神像のことも考えると、どうやら黒子族と狂王には何らかの関係があるようです……。

◆真・超神伝説うろつき童子 魔胎伝(下) ◆超神伝説うろつき童子 未来篇2