フレーム ON/OFF

第三章


[ストーリー]

尾崎を超神と断定した幻妖妃は、尾崎を抹殺する計画を立てる。
一方、強大な力を発揮して土角竜を倒した尾崎は、百合や南雲とのふれあいの中で昔の優しさを取り戻し、百合を守ると誓う。
そして迎えた大会決勝戦。尾崎は苦戦の末、自分だけの力で優勝を手にする。しかしその直後、自分の中から湧き出してくる力を抑えきれなくなってしまう。まるでそれを見計らったかのように、百合をさらい尾崎を誘う炎骨鬼。異形のものに変貌した尾崎は、百合と炎骨鬼を追って飛び立った。
天邪鬼はその顛末を見届けるため、南雲とともにその後を追う。そこで見たのは、幻妖妃の激しい攻撃によって崩れ落ちる尾崎の姿だった。死に逝く尾崎を見て、絶望のあまり自ら命を絶つ百合。立ち尽くす南雲。

その時、黒子の報告により、重大な事実が判明していた。実は尾崎は超神ではなく、超神の血を得ただけだということ。そして超神の正体は……。


[ひとことツッコミ]

・水角獣に処女を奪われる青幻姫。その前に天邪鬼への恋心を指摘されてますが、もしかすると青幻姫の父親って天邪鬼なんじゃないかなあ、と思っても見たり。それにしても、作画が残念。1話ラストの戦闘シーンのクオリティでやってくれれば……。

・尾崎と百合の切ない恋愛。旧シリーズでも基本的に悲恋が根底にあったので、これはこれで。

・どうでもいいけど、美佳のオナニーシーンが異常に気合入っているように見えるのは私だけでしょうか……。いや、文句は全然ないんですけど、青幻姫のシーンとの落差が……。

・尾崎の決勝のシーン、まるで普通のボクシングアニメですが、人外のバトルが楽しいこのシリーズではすっごく地味です。一部尾崎のヘッドギアとグローブの色が違うミスがありますな……。でも、最後クロスカウンターってどうよ。

 

・いつのまにか、天邪鬼の赤いシャツの「天」の字がなくなっています。旧シリーズから見慣れた服装だったので、かなり違和感が。なんででしょう?

・南雲の覚醒でエンドロール。このペースだと三界崩壊まで9巻くらいかかるはずだったんだろうなあ。ちなみに、謎なまんまなので消化してほしい伏線は下記のとおり。
1.天邪鬼とミミと青幻姫の三角関係
2.南雲と美佳の過去とこれから
3.ソクラテス(チンパンジー)の存在
4.明美の存在理由
5.仁木の存在
6.天邪鬼vs水角獣
7.超神の正体
……続編でないかなあ。

◆THE UROTSUKI 第二章