第二章
[ストーリー]
脳腫瘍に侵された尾崎は、自分の未来を知るためにある占い師を尋ねる。その占い師・明美は暴走族のリーダーであり、強力な霊能者だった。明美は尾崎の病気が治ると告げるが、なぜ治るかまでを見通すことは出来なかった。
一方、南雲は隠し撮りをしていたことがばれて暴走族に吊るし上げられていた。助けに入る尾崎と明美。しかし、暴走族は南雲を金属バットで叩き殺してしまう。その血を浴びる尾崎。その時、おびただしい光の柱が立ち上った……。
記憶があやふやのまま、何時の間にか自分の家に戻っていた尾崎。検査の結果、なぜか脳腫瘍もなくなっていた。死んだはずの南雲も生きていた。混乱する尾崎。
そんな中で、尾崎はボクシングの試合で人を超えた力を出し、相手を粉砕した。しかし、それすらも尾崎の記憶には残っていなかった。不安になる尾崎と、それを支えようとする百合。しかし、魔界五人衆は尾崎の力を試すために尾崎と百合に襲い掛かる……。
[ひとことツッコミ]
・土角竜が探っていた実験動物のチンパンジー。何かの伏線なのかも知れないが、それが何なのか全然わからないまま物語が終わってしまいました……。
・魔界五人衆勢ぞろい。その中にはなんと水角獣も。でも、旧シリーズと比べると全然かっこよくない……。ところで、人間界で幻妖妃たちが根城にしているのは『早乙女研究所』。きっとゲッター線でも研究してるに違いない。
・南雲と美佳が立ち寄ったハンバーガーショップでバイトしていたクラスメイトの女の子。なんと苗字は仁木。南雲に想いを寄せているような感じです。苛められてるし、顔も不細工だし、間違いなく旧シリーズの仁木の役目のはず。きっと魔界に魂を売って美人になって南雲を誘惑したり、嫉妬のあまり美佳に襲い掛かったりするに違いない!……まあ、続きが出ればの話ですけどね。
・とりあえず明美は完全に別人。発売元のHPでは「伊藤明美」と書いてあるけど、キャストロールでは苗字はなく、単に「明美」だけでした。旧シリーズの明美の役は美佳がやっているっぽいので、ほとんど出番のないまま終わってしまいましたが……。
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